これが、唐箕(とうみ)だ!

水車のような歯車の中央にハンドルがあり、回すと向かって左に向けて風が吹きます。

この回し具合が微妙で、あまりに強いとすべて吹き飛ぶし、弱いとそばと葉・茎などが一緒になってしまうし…

もう江戸末期時代ぐらいからは使っているだろうと思われる水車もまるで油を昨日さしたかのように軽く

ご婦人たちにも問題なく作業ができました。

向かって右側の箱には重いそばの実が

向かって左側の箱には軽いそばの実がきれいに分かれて出てきます。

(一説によるとこの軽い二番実のほうが凝縮されていておいしいらしい)

あまりにもきれいに分かれるので中の仕組みはどうなっているかとのぞくのですが

ただの箱でしかなく、きっと中の仕切り具合が絶妙らしい。

上にある収穫したそばの実を落とす口も、微妙なハンドルがあり、

ちょっとよそ見をするときれいにそろったそばの実に一瞬に屑が入り、やり直し!

一番左の口からはその屑がもみ殻のように細かくなり飛んでいきます。この屑は燃やすと釉薬になったり

木灰で畑の絶好の肥やしになったりで、捨てるところが何もなくなるらしい。

とにかく先達の技術力にはただただ驚嘆!

この蓄積された技術が日々日本から失われていくことに一同残念がりながら本日の作業は終了しました。

KN